水深200m以降を「深海」と呼ぶ
「深海」とは、一般的に植物プランクトンが光合成できる限界とされる水深200mより深い海のことで、海洋の95%を占めています。 これだけ広大な面積を占める深海には、どんな生き物がいるのか、何があるのか、深海が秘める可能性はまさに未知数です。 いま現在、深海は全体のうち95%が未解明のまま。なぜなら、深海はある意味 宇宙へ行くよりも難しいとされているからです。 理由は、深海の環境です。深海は「暗闇」「低温」「高圧」という3つの特徴を持っているのですが、特に「高圧」が大きな壁として立ち塞がります。人間は、肺などに空気をたくさん保有していて、水圧による影響を受けやすく、仮に生身で潜って深海にたどり着けるとしても、臓器がペシャンコになってしまうのです・・